ノッティンガム・フォレスト vs リーズ|勝敗のカギ3つ【8月22日】
プレミアリーグ2026-27開幕戦、ノッティンガム・フォレスト対リーズは8月22日23時キックオフ。新監督Glasnerの初陣で、両チームが新シーズンの行方を占う一戦。
プレミアリーグ2026-27シーズンの開幕を飾る重要な1試合が、8月22日午後11時(日本時間)にイングランド中部で幕を開ける。ノッティンガム・フォレスト(トリッキー・ツリーズ)がホームのシティ・グラウンドでリーズ・ユナイテッドを迎える。前シーズン苦難が続いたフォレストと、ドローの多さが課題だったリーズ。新シーズンの波乱の第一章を飾るのはどちらなのか。
この記事のポイント
- Oliver Glasner率いるフォレストが新監督としての初指揮を取る舞台
- リーズは14試合無敗も勝利がない苦い歴史を背負って挑む
- キーマンの負傷欠場がフォレストの守備に打撃をもたらす可能性
新監督Glasnerのフォレスト初陣
ノッティンガム・フォレストは今季、新たな風をもたらすOliver Glasnerを監督に迎えた。昨シーズンのクリスタル・パレスではUEFAカンファレンス・リーグの優勝を導くなど、短期間での劇的な改革能力が買われての就任である。フォレストは過去12カ月間に5人の監督が入れ替わるという異常な状態が続いており、Glasnerの着任は組織の安定化を求める強いシグナルだ。
Glasnerがパレスで成し遂げたのは単なる優勝ではなく、PL15位という低い順位を余儀なくされた平凡なチームを、わずか数シーズンで欧州の栄冠へと導いた改革だった。ディフェンシブな堅さと素早いトランジションを武器とした彼のサッカーは、混乱続きのフォレストに安定をもたらす可能性を秘めている。
昨シーズンのフォレストは16位に終わり、44ポイント(11勝11分16敗)という成績を記録。得失点差も-3と攻守に課題を抱えていた。特に得点力(48得点)の不足は、新監督の采配で改善が急務だ。プレシーズンではBrestを2-0で破るなど準備も順調に見えるが、本大会での起動は不透明だ。Glasnerの初陣で、どれだけの改革が現れるかが焦点となる。
リーズが抱えるシティ・グラウンドのジンクス
一方のリーズ・ユナイテッドは前シーズン、14試合のドローを含む(11勝13敗)で14位でフィニッシュ。勝ち負けがしっかり決まる試合が少なく、取りこぼしが順位を下げた典型的なシーズンだった。38試合中14試合がドロー—つまり全体の37%がスコアレスドロー含む引き分けというのは、攻撃の切れ味と決定力の不足を象徴している。点を取る能力と守備の安定性が試される新シーズンのスタートである。
より深刻なのはシティ・グラウンドでの戦績だ。リーズは過去14試合でこの地で勝利がなく、1971-72シーズン以降はフォレストを破ったことがない。7敗7分という結果は、アウェーの不利さが明白である。過去55年近くの歴史の中で、敵地での勝利がゼロという壁に直面しながらの開幕戦。この重圧は心理的なものとしても無視できない。プレシーズンでFC Augsburgを4-0で破る好調さも、ホーム戦でのジンクスを打ち砕けるか未知数である。
勝敗を左右する3つのキーファクター
Glasnerのシステム変更がフォレストの攻撃陣にもたらす変化
Glasnerはパレスでの経歴において、柔軟なフォーメーション(4-1-4-1から4-2-3-1への即座の切り替え)で知られている。フォレストの前シーズンの得点不足(48得点)を改善できるか、新監督の采配に注目が集まる。Glasnerの哲学は、ボールを失ってから最短で奪い返すプレッシャーの強さにある。この「積極的な中盤奪取」がフォレストのサイドアタック中心の枠組みと合致すれば、トランジション(攻防の切り替え)の精度が劇的に上がり、チャンス創出機会も増える可能性が高い。
Ryan YatesとNicolo Savona の欠場がもたらす守備構築への影響
フォレストはキャプテンRyan Yatesと左フルバックのNicolo Savona(膝の軽微な故障で開幕戦欠場予定)を欠いて開幕を迎える。特にSavona は今季の主力候補だっただけに、代替要員の適応度がフォレストの守備安定性を大きく左右する。リーズの幅広い攻撃にどこまで対応できるかが問われる。
リーズのドロー癖を転換できる得点力
リーズにとってプレシーズンの4-0勝利は心理的な自信になるが、本大会で得点を重ねられるかが最大の課題だ。シティ・グラウンドでの悪い歴史を打ち砕くには、前半から積極的な攻撃が不可欠。後半の失速を避け、試合を支配するための得点力が求められる。
よくある質問
ノッティンガム・フォレストの本拠地はどこ?
ノッティンガム・フォレストのホームスタジアムはシティ・グラウンドで、イングランド中部のノッティンガムシャー州にある。1898年に建設された歴史あるスタジアムで、欧州カップ(現チャンピオンズリーグ)を2度制した栄光の時代から今日まで、クラブの象徴となっている。
リーズ・ユナイテッドとノッティンガム・フォレストの過去の対戦成績は?
両クラブは通算105試合で対戦しており、ノッティンガム・フォレストが37勝33敗と優位に立っている。特にシティ・グラウンドでの成績は顕著で、フォレストが52試合中24勝を挙げている一方、リーズはわずか9勝。最近4試合ではフォレストが連続で勝利を収めており、心理的なアドバンテージも大きい。
試合を左右するアウェー心理と新体制の起動
開幕戦というのは、両チームが今シーズンのモメンタムを握る極めて重要な一戦だ。フォレストは新監督元年であり、シーズンを通じた戦い方の基礎が固まる時期である。リーズからすれば、あの悲しい歴史を打ち砕く絶好機。しかし心理的な重圧は確実にリーズが背負っている。
予想確率ではフォレストが47.7%と若干優勢ながら、リーズの組織的な対抗戦術次第では波乱の可能性も残る。特にリーズが前半から積極的な圧力をかけ、ボールの支配率を奪えば、Glasnerのフォレストはセットプレーやカウンターに活路を見出す形になるだろう。一方、フォレストが中盤を支配できれば、負傷者の影響を最小化しつつ勝点を積み上げることが可能だ。
展望
プレミアリーグ2026-27シーズンの幕開けを担うこの試合は、両チームの新シーズンへの決意を示す重要な一戦だ。Glasnerの采配とリーズの挑戦がどう絡み合うか、ノッティンガム・フォレストの古豪復権の道とリーズの昇格以来の正念場を見つめる意味でも見逃せない。
試合の結果がどうであれ、両チームにとって最初の3ポイントは何ものにも代え難い価値を持つ。新シーズンの流れを作る一勝を目指す両者の闘志が、シティ・グラウンドで激突する。
参考情報
- PREVIEW | Nottingham Forest vs Leeds United: team news, lineups, predictions (Premier League 22/08) - Yahoo Sports
- Nottingham Forest vs Leeds United Premier League preview: Everything you need to know | Goal.com
- Preview: Nottingham Forest vs Leeds United - prediction, team news, lineups - Sports Mole
※スコア・出場記録などの事実は上記の情報源に基づく。戦術・評価に関する分析は当サイトによるものです。


