エヴァートン完全ガイド:新スタジアムで再出発する古豪「トフィーズ」
9度のリーグ優勝を誇る古豪エヴァートンを徹底解説。ヒル・ディキンソン・スタジアムへの移転、モイーズ第2次政権、マージーサイド・ダービーと2025-26シーズンまで。
※本記事は2026年6月時点の情報に基づいています。移籍・順位・監督等は変動しますので、最新情報は随時更新予定です。
🔍 クラブ早わかりBOX
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 創設年 | 1878年 |
| 本拠地 | リバプール(ブラムリー・ムーア・ドック) |
| スタジアム | ヒル・ディキンソン・スタジアム(収容約5.3万人) |
| 愛称 | ザ・トフィーズ(The Toffees) |
| クラブカラー | ロイヤルブルー |
| 主要タイトル | リーグ優勝9回/FAカップ5回 |
| オーナー | フリードキン・グループ(2024年12月〜) |
| 現監督 | デイヴィッド・モイーズ(2025年1月就任・第2次政権) |
このクラブが好きになる人は、こんな人かもしれません──伝統ある古豪が好き、新時代への再出発に立ち会いたい、マージーサイドのサッカー文化に惹かれる人。
1. クラブの歴史:イングランド最古級の名門
エヴァートンは1878年創設、1888年のフットボールリーグ創設メンバーの一つという、イングランド最古級の名門クラブです。1部リーグ在籍シーズン数はイングランド最多を誇り、9回のリーグ優勝を達成しています。
【上級者向け小ネタ】 1980年代半ばが最盛期で、1984-85シーズンにはリーグ優勝とUEFAカップウィナーズカップの2冠を達成。しかしヘイゼルの悲劇後のイングランド勢の欧州大会出場禁止により、黄金世代が欧州の頂点を狙う機会を奪われた不運なクラブでもあります。
2. 名前・愛称・エンブレムの由来:「トフィー(飴)」と塔
【初心者向け】 愛称「ザ・トフィーズ」は、本拠地周辺にあった飴屋(トフィー店)に由来するとされます。
【上級者向け】 エンブレムに描かれているのは「プリンス・ルパーツ・タワー」という、地元エヴァートン地区に実在する歴史的建造物。クラブと地域の結びつきを象徴しています。
3. 本拠地・スタジアム:新時代の象徴「ヒル・ディキンソン・スタジアム」
2025-26シーズン、エヴァートンは132年間慣れ親しんだ歴史的本拠地グディソン・パークを離れ、リバプールの水辺ブラムリー・ムーア・ドックに建設された新本拠地ヒル・ディキンソン・スタジアム(収容約5.3万人)へ移転しました。
スタジアム位置
4. クラブのアイデンティティ:「The People’s Club」
かつてモイーズ監督が「The People’s Club(庶民のクラブ)」と称したように、エヴァートンはリバプールの地に深く根ざした、労働者階級の誇りを背負うクラブです。タイトルから長く遠ざかっても変わらぬ忠誠を誓うサポーターの存在が、クラブの財産です。
5. ライバル関係:マージーサイド・ダービー
最大の宿敵は、同じリバプールを本拠地とするリバプール。「マージーサイド・ダービー」は、同じ街・時に同じ家族の中で愛するクラブが分かれる、特別な意味を持つ一戦です。
6. 代表的な選手
現在の顔
- ジョーダン・ピックフォード:英国代表の守護神。安定したセービングでチームを支える(Instagram @jpickford1)
- イリマン・エンディアエ:攻撃を活性化させるセネガル代表アタッカー
7. 監督:モイーズ、古巣に帰還した「第2次政権」
2025年1月、かつて11年にわたってクラブを率いたデイヴィッド・モイーズが、古巣エヴァートンの監督に復帰しました。第1次政権でクラブを安定した中位〜上位の常連へと育てた実績を持つ指揮官が、新スタジアム時代の再建を託されています。
8. 戦術:堅守をベースにした現実的なサッカー
モイーズ体制のエヴァートンは、規律ある堅い守備をベースに、手堅く勝ち点を積み上げる現実的なスタイルが持ち味。守護神ピックフォードを中心とした守備の安定が、チームの土台となっています。
9. 今季の現状(2025-26シーズン)
新スタジアムでの記念すべきシーズンとなった2025-26シーズン、エヴァートンは一時欧州出場圏も狙える位置につけましたが、最終的にプレミアリーグ**13位(勝ち点49)**でフィニッシュ。ピックフォードが11試合無失点を記録するなど守備は安定しており、新時代の土台を築くシーズンとなりました。
10. タイトル・獲得栄誉
| タイトル | 回数 |
|---|---|
| 1部リーグ優勝 | 9回(最後は1986-87) |
| FAカップ | 5回 |
| UEFAカップウィナーズカップ | 1回(1984-85) |
まとめ:こんな人にエヴァートンはおすすめ
- 伝統ある古豪に惹かれる人
- 新スタジアムでの「再出発」に立ち会いたい人
- マージーサイド・ダービーに興味がある人
- 「庶民のクラブ」の誇りに共感する人